「見残しの塔」

 知り合いから、「瑠璃光寺に行ったことがありますか?」と尋ねられましたので、「はい、何回か学生のころに行ったことがあります。 そして、一昨年夫と二人で山口へ旅をしたときにも訪れました。」と答えました。 「五重塔が美しいんだそうですね。」とさらに言葉を重ねられたので、「はい、緑の中に落ち着いた感じで建っているきれいな塔です。」と答えました。

 「見残しの塔という本、読まれましたか?」とさらに尋ねられたので、「いいえ」と答えると、「読まれます?」ということになって、「見残しの塔」という本をお借りして読むことになった次第です。

 読み始めてからずいぶん日数が経ちますが、登場人物が多いのと、この作者の文体に慣れていないのとで、わずか十分の一くらいしか読み進んでなかったのでした。 このお盆休みの間に読んでしまおうと、アトリエから本を持ち帰ってきました。 家事を済ませた夕方までの時間を使ってひたすら読み進めていましたら、いつの間にか五分の三のところまでページが進んでいます。

 作者の久木綾子さんは、89歳で作家デビューされた新進作家だそうです。 構想十四年、執筆四年・・・となると・・・70歳を過ぎてから取り組まれたことになるでしょうか。 優美な五重塔に惹かれ、それを建てた番匠の物語を書きたいと願い、取材に熱中し・・・老いてもなおこうしてエネルギッシュに活動できる・・・何てすばらしいことなんでしょう。 尊敬します。
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Commented by アン at 2009-08-15 20:03 x
お盆休み、途中まで読み終えて止まっていた本を読んでいるんだね
もう読み終えたかしら??
老いても何かすることがあるって素晴らしいね
89歳で作家デビューってほんとにすごい
尊敬してしまうね
いつまでも目標もって何かに熱中していたい
生きているって感じていたい
そして何か残せたら最高だね
Commented by hana at 2009-08-15 23:01 x
生きているって感じていたい・・・
うんうん、そんな人生を送っていきたいね。
何か残せたら・・・何か残せるだろうか・・・
大したものは残せないかもしれないけれど・・・
今という時間を大切に思いながら過ごしたいな。
温かい心を失わないように過ごしたいな。
by hana-poketto | 2009-08-14 22:27 | Comments(2)

心地良い時間がゆっくり流れるそんな毎日にしたいな!