黄山への旅 その3 黄山の麓にある村へ

黄山の山中を歩いて移動するのは大変でしたが
2日間、そのすばらしい景観にたっぷり浸ることができました。
もう満腹状態・・・3日めは予定を早めて朝早くに下山しました。
というのも・・・黄山南西麓にある古村落「宏村」が
2000年に世界遺産に登録されたとても美しい村だと聞いて
この村に行ってみることにしたからでした。

週末を利用して黄山を訪れていた上海在住のご夫婦
この方たちに付き添っていた現地のガイドさんに
次は、私たちの案内をしてくれるよう依頼していました。

ロープウェイで下山した後、バスセンターまでバスで移動し
ここで待ち合わせていたガイドさんと合流しました。
ガイドさんは気を遣ってくれたようで、日産の車で来てました。
現地のタクシーと違って乗り心地は上々。
走ること約1時間。村の入口に到着です。

この村に入るには、黄山に入山するときと同じように
入場料とパスポート(外国人)が必要でした。
でも、55歳以上(だったかな?)は入場料が半額らしく
私たち外国人にも適用されたようでした。

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ここには、明や清の時代に建てられた伝統的な古民家が
100軒以上も残っていて、今もここで生活が営まれています。
600年も前に築かれたという水路が家々を巡っていて
今も炊事や洗濯に利用されているようでした。
水路の水は、民家の中の床下にも引き込まれていて
夏の冷房の役割も果たしたようです。

山河に囲まれたこの美しい村は
中国では『中国絵の田舎』と呼ばれているそうですが
中国の画学生たちが湖の周りにずらっと並んで座り
黙々とキャンバスに向かって絵を描いていました。

村の中の迷路のような狭い道を歩いているときは
中国の古き時代にタイムスリップしたような気持ちでしたが
湖を隔てて見る村は、ノスタルジーを覚える風景でした。
Commented by alice* at 2015-10-20 12:06 x
hanaさん 2枚目の写真 とってもとっても素敵です。
赤が さし色になってきれいですね
お天気に恵まれて ほんと良かったですね。
Commented by hana-poketto at 2015-10-20 16:54
★ alice*さん
4泊5日の旅でしたが、本当に良いお天気でした。
雲海は雨上がりに見れるようで
それが見れなかったのはちょっと残念でしたが、
お天気続きの中で世界遺産の山や村を見ることできて
よかったです。
赤いのはお祭りのときにかけた提灯でしょうか。
中国らしい風景ですよね。
青い空、緑の山、白い壁、しっとり落ち着いた中に
提灯の赤い色・・・福が舞い込んできそうですね。
Commented by 藤色のアン at 2015-10-20 20:48 x
黄山で、日本人ご夫妻に会われたのは、幸運でしたね。こんな美しく歴史ある古部落を見られるなんて、良かったですね。本当に美しいです。
御主人も絵の題材に良かったですね。
お食事なんかは、どうでしたか?そして、その辺りの人々の日本人に対する対応は、どうでしたか?ガイドの方は、気を遣われたのですね、良かった。
Commented by hana-poketto at 2015-10-20 22:51
★ 藤色のアンさん
日本人は黄山にはあまり来ないと
現地の中国人のガイドさんが言ってました。
ガイドさんは日本語が話せるだけでなく
日本の歴史などもよく知ってましたよ。
中国人の日本旅行に何度も同伴しているようで
今までに東京や京都、大阪、松山などへ行ったと話してました。
上海在住の日本人ご夫婦のガイドでしたのに
同じホテルに泊まっていたということもあってか
私たちにもとても親切にしてくれて大助かりでした。
それで、その方を信用して宏村へのガイドを頼んだのでした。
黄山のホテルでの食事は満足からは程遠かったです。
高い山の上だし、また地元料理なんでしょうね。
口に合うものは少なかったです。
山散策の時の昼食は、朝食の時に取っておいたパンと
ホテルで買ったペットボトルの水で済ませるという
大変質素な昼食でした。2日ともですよ。(笑)
日本から持って行った諸々のインスタント食品を
夜に部屋で食べました。それが美味しかったこと!
お湯は、ペットボトルの水を沸かして使いました。
山散策中は、中国語でよく話しかけられましたが
言ってる意味がわからず(中国語は聞きとれない)
わからないという仕草でジャパニーズだと言うと
頷くぐらいで、特に問題なかったです。
全く気に留めてない・・・そんな風に見えました。
必要になりそうな言葉は予めカードに書いて持って行ってたし
スマホで翻訳して示したりして、何とかやり過ごすことができました。
Commented by アン at 2015-10-21 07:46 x
素晴らしい景観だわ~
絵を描いている人たちが多いのね
ご主人も描かれたのかな
hanaちゃん食事は満足いくものが少なかったみたいで残念だったね。食事の写真はある??
ここの人たちはどんなものを毎日食べているのかな
Commented by hana-poketto at 2015-10-21 20:53
★ アンちゃん
ガイドさんの話だと・・・
中国の全土から集まった学生がここに1週間程宿泊して
絵を描いているということでした。
毎日描きたい場所を見つけて何枚も描いてるんだろうね。
夫は村の中の路地や建物をスケッチしてました。

食事は初めから期待してなかったのよ。
だからあんまりがっかりもしなかった。
ホテルの料理はバイキングでした。
中華料理店で食べるようなメニューが並んでましたが
味はイマイチでした。それに、スープは冷めてるし
ご飯は芯があるし、パンはパサパサだしね。
茹でたとうもろこしやさつま芋もあったかな。

でもね、宏村の中にあるお店で食べた青梗菜や木耳の炒め物
そして、おこげは美味しかったです。
この時ようやく食べた感に満たされました。
このお店は、ガイドさんが案内してくれました。
ガイドさんの知り合いがやってるお店でした。
by hana-poketto | 2015-10-19 22:48 | お出かけ・旅 | Comments(6)

心地良い時間がゆっくり流れるそんな毎日にしたいな!

by hana